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2026.09.02

ボイストレーニング

個人練習の促し方

「練習してこない生徒」に、どうアプローチするのが正しいのか。

「なんで練習してこなかったの?」
「練習しないと上手くならないよ」

もちろん、これは正論です。

でも、正論を突きつけ続けると、生徒はこちらの話を聞いてくれなくなることがあります。

だから私は、練習してこない生徒に対しては、

「なぜ練習しないのか」ではなく、「なぜ練習できないのか」

にフォーカスする必要があると思っています。

例えば、

・大きな声を出せない環境なのかもしれない
・精神的にしんどいことがあったのかもしれない
・そもそも「月2回ボイトレに来れば上手くなる」と思っているのかもしれない
・発声練習が歌にどうつながるのか理解できていないのかもしれない
・発声練習そのものの重要性が分かっていないのかもしれない

こう考えると、単純に「練習しない人」と決めつけることはできません。

生徒との信頼関係を築く上で大切なのは、

「練習しなさい」と恐怖で動かすことではなく、
「どうしたら練習できる環境を一緒につくれるだろう?」と考えること。

私は、できなかったことに対して攻撃的に叱る先生よりも、
「できなかったんですね。じゃあ、一緒にできる方法を探していきましょう」

と言ってくれる先生のほうが素敵だと思います。

ただし、これは「練習しなくてもいい」という話ではありません。

成果を出すために練習は必要。
だからこそ、その練習ができない理由を一緒に見つける。

それもボイストレーナーの仕事の一つだと思っています。

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