メインビジュアル メインビジュアル

2026.10.25

ボイストレーニング

話し声を良くするボイトレ|会議・電話・オンラインで聞き取りやすい声の作り方【熊本のボイトレ専門スタジオArtnomy】

目次

  1. はじめに
  2. 聞き取りやすい声を決める3つの要素
  3. 話し声が聞き取りにくくなる主な原因
  4. 話し声を良くする練習6選
  5. 場面別のポイント(会議・電話・オンライン)
  6. 練習するときの注意点
  7. よくある質問
  8. まとめ
  9. 声のことで気になることがあれば、体験レッスンへ

はじめに

「会議で声が通らない」「電話で聞き返されることが多い」「オンライン通話だと声がこもる」。そんなお悩みを持つ方は、実はとても多いです。

ボイトレは歌のイメージが強いかもしれませんが、発声のトレーニングは話し声にもそのまま役立ちます。しかも、大きな声を出す必要はありません。聞き取りやすさは、声量よりも「声の出し方」と「言葉の出し方」で変わります。

この記事では、話し声を良くするためのポイントと、自宅でできる練習をご紹介します。

聞き取りやすい声を決める3つの要素

聞き取りやすさは、主に次の3つで決まります。

要素 内容 不足するとどうなる?
声の土台 喉に余計な力が入らず、無理なく声が出ている 声がかすれる、疲れる、こもる
言葉の明瞭さ 子音と母音がはっきり出ている 聞き返される、早口に聞こえる
息と間(ま) 息が続き、適度な間がある 語尾が消える、息切れして聞こえる

「声が小さいから聞き取りにくい」と思っている方も、実際には2つ目の「言葉の明瞭さ」が原因になっていることがよくあります。

話し声が聞き取りにくくなる主な原因

1. 喉に力が入っている

緊張すると喉まわりの筋肉が固まり、声が細くなったり、こもったりします。

2. 口があまり動いていない

口の開きが小さいと、声が口の中にこもり、言葉の輪郭がぼやけます。

3. 子音が弱い

日本語は母音が多い言語なので、子音が弱いと言葉の区切りが曖昧になり、聞き取りにくくなります。

4. 息が浅い、または息を使いすぎる

息が浅いと語尾が消えやすく、息を吹きすぎると声がかすれて聞こえます。

5. 声の高さが合っていない

無理に低く作ったり、緊張で高くなりすぎたりすると、声が不安定になります。

話し声を良くする練習6選

練習1:ハミングで声の土台を作る

口を軽く閉じて「んー」と、楽な高さで10秒ほど響かせます。唇や鼻のあたりに軽い振動を感じれば、力みの少ない声が出ている目安になります。

練習2:リップロールで力みを抜く

唇をブルブル震わせながら、声を出します。息を吹きすぎず、楽に続けられる息の量を探してみてください。唇が震える程度の息で声を出すので、喉に余計な力が入りにくくなります。

練習3:タングロールで舌の力みを抜く

舌先を震わせる「巻き舌」の要領で、楽な高さの声を出します。舌は発声に関わる筋肉の中でも特に大きく、ここに力が入ると、周りの筋肉にも力が入りやすくなります。舌がほどけると、喉まわりも緩みやすくなります。

ポイント 内容
息の量 吹きすぎず、舌が自然に震える程度に
声の高さ 話し声に近い、楽な高さで
続かないとき 無理に震わせず、ゆるい息から試す

※巻き舌が苦手な方もいらっしゃいます。うまくできなくても、舌先をゆるめる意識で試すだけで十分です。

練習4:子音を強めに出す

滑舌の練習と同じ考え方で、子音を少し強めに出します。

練習例 意識するところ
kkkkka・kkkkke カ行の子音をはっきり
tttttta・ttttte 舌先で弾く
ppppppa・ppppppe 唇で弾く

日常の言葉でも、「かんぱい」「ただいま」など、語頭の子音を丁寧に出すだけで印象が変わります。

練習5:母音を少し長めに出す

「イ・エ・ア・オ・ウ」の順に、口の形を変えながら、ゆっくり、少し長めに発音します。

「イ」では、舌が前の方に位置します。舌が前に来た状態から「エ・ア・オ・ウ」へ進むので、舌の位置を意識しながら口の形を変えていく練習になります。母音を長めに出すと、言葉がつぶれにくくなります。

練習6:語尾まで声を届ける

「ありがとうございます」「よろしくお願いします」など、よく使うフレーズを、語尾まで息を残して言います。文末で声が消える方は、最後の1文字を丁寧に出すだけで印象が変わります。

場面別のポイント

会議のとき
最初の一言を、いつもより少しだけ丁寧に、子音をはっきり出してみてください。最初の一言が安定すると、そのあとも話しやすくなります。

電話のとき
電話は相手に表情が見えず、音質にも限りがあるため、子音の明瞭さが特に大切です。口を普段より少し大きく動かすと、聞き取りやすくなります。

オンライン通話のとき
マイクとの距離や声の出し方で、聞こえ方は変わります。声を張り上げるより、口をしっかり動かして、ゆっくりめに話すほうが伝わります。機材の音質の影響もあるので、声だけの問題と決めつけないことも大切です。

練習するときの注意点

  • 無理に低い声を作らないこと:喉を押し下げて作った声は、疲れやすくなります。
  • 声量を上げすぎないこと:大きな声を出そうとすると、喉が締まります。
  • 違和感や痛みがあるときは中止すること:喉に痛みや強いかすれが続く場合は、練習を控え、必要に応じて医療機関にご相談ください。
  • すぐに変わると期待しすぎないこと:声の使い方は、毎日少しずつ積み重ねることで変わっていきます。

よくある質問

Q. 声が小さいのですが、大きい声を出す練習が必要ですか?
A. 必ずしも必要ではありません。声量を上げるより、子音や母音を丁寧に出すことで、聞き取りやすくなることが多いです。

Q. 声が低い(高い)のがコンプレックスです。変えられますか?
A. 声の高さには個人差があります。無理に変えるより、自分にとって楽に出る高さで、力まず話せる状態を目指すほうが、聞き取りやすい声に近づきます。

Q. 緊張すると声が震える・上ずるのはなぜですか?
A. 緊張で息が浅くなったり、喉に力が入ったりすることが関係しています。ハミングやリップロールで力みを抜いてから話すと、落ち着きやすくなります。

Q. 毎日どれくらい練習すればいいですか?
A. 5分程度から始めて、無理なく続けられる範囲で十分です。短くても毎日続けるほうが、変化を感じやすくなります。

Q. ボイトレは歌のためだけのものですか?
A. いいえ。話し声のお悩みで通われる方もいらっしゃいます。

まとめ

  • 聞き取りやすさは、声量だけでなく「声の土台」「言葉の明瞭さ」「息と間」で決まります
  • 練習の基本は、ハミング・リップロール・タングロールで力みを抜くことと、子音を強め・母音を長めに出すこと
  • 会議・電話・オンラインなど、場面に合わせて意識するポイントを変えましょう
  • 無理に声を作らず、少しずつ続けることが大切です

声のことで気になることがあれば、体験レッスンへ

「会議で聞き返される」「電話だと声がこもる」「話すとすぐ喉が疲れる」など、話し声のお悩みも、歌と同じようにボイトレで向き合えます。

実際に声を聴かせていただくのが一番早いです。体験レッスンでは、声の状態を見ながら、何から取り組むかをお伝えします。初めての方も、気軽にご相談ください。

体験レッスンの申し込み場所

熊本・健軍のボイストレーニング専門スタジオ Artnomy
https://artnomy.com

 
#ボイトレ #話し声 #聞き取りやすい声 #オンライン会議 #滑舌 #熊本ボイトレ #熊本 #Artnomy

ページトップへ