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2026.10.13

ボイストレーニング

ボイストレーナーの朝のルーティン

【ボイストレーナーの朝習慣】声を整えるために朝イチでやっている5つのこと

「朝は声が出にくい」「起きてすぐは声がかすれる」と感じたことはありませんか?

実は、朝の声が出にくいのは自然なことです。寝ている間に体は水分を失い、筋肉もゆるんで、声を出す準備ができていない状態になっています。

この記事では、現役ボイストレーナーの私が毎朝やっている5つのことを紹介します。

① 水分をとる(内側と外側の両方から)

朝の体は、寝ている間の発汗や呼吸で、思っている以上に脱水ぎみです。乾燥した状態で声を出すと、声帯に負担がかかりやすくなります。

大事なのは、内側からの保湿と外側からの保湿の両方をおこなうことです。

  • 内側:飲んだ水分は声帯に直接触れるわけではなく、体内を巡って潤いとして届きます。時間差があるので、起きてすぐに飲み始めるのがおすすめです。
  • 外側:ネブライザーで、湿った空気を直接のどに届けます。

私の理想の組み合わせは、生理食塩水をネブライザーで吸入しながら、経口補水液(OS-1)を飲むことです。ネブライザーがなくても、常温の水や白湯をゆっくり飲むだけで違いが出ます。

② 鼻うがいをする

声の響き(共鳴)には、のどだけでなく鼻の中の空間も関わっています。鼻の粘膜が乾燥していると響きが悪くなり、声がこもりやすくなります。

生理食塩水で鼻うがいをすると、洗浄しながら潤せるので、朝のぼんやりした鼻の通りもすっきりします。

必ず守ってほしいこと

  • 使うのは**必ず生理食塩水(0.9%程度)**です。精製水や真水だけだと、浸透圧の違いで鼻の奥がとても痛くなります。
  • 手作りする場合は、塩分濃度が違うと痛みの原因になるので、きちんと量って作ります。
  • 痛みや違和感があるときは無理をしない。

③ 舌のストレッチ

意外と見落とされがちなのが舌です。起床直後は筋肉がゆるんでいて、舌が奥に引っ込んでいます。この状態だと、のどが狭くなり、声がこもったり力みやすくなったりします。

私がやっているのは次の2つです。

  1. 物理的に引っ張る:繊維の柔らかいペーパーやタオルで舌を軽くつまみ、痛くない程度に前へ引き出します。
  2. 「エ」の母音で出す:口角をしっかり上げて「エ」の形を作り、舌を前に出します。

④ 全身のストレッチ

声は、のどだけで出しているわけではありません。呼吸を支える体幹、首や肩まわりの筋肉、姿勢など、全身が関わっています。

朝は全身の筋肉が硬くなっているため、ゆるめておくと声帯に余計な力が入りにくくなります。

とくにほぐしたいのは、首、肩、背中、股関節まわりです。大きく伸びをして、ゆっくり動かすだけでも十分です。

⑤ 入念なウォームアップ

最後に、実際に声を出します。ここで大切なのは、いきなり高い声や大きな声を出さないことです。

基本は、音程を下っていく練習から始めます。

  • リップロール:唇を震わせながら、高い音から低い音へ滑らせます。
  • 「フー(FOO)」の裏声:声帯の接触が弱い状態で、力まずにふわっと出します。

声帯への負担が少ない方法で、ゆっくり温めていきます。

まとめ

今回紹介した5つは、次のとおりです。

  • 水分をとる
  • 鼻うがいをする
  • 舌のストレッチ
  • 全身のストレッチ
  • 入念なウォームアップ

体質や体調によって合う・合わないがあります。違和感があるときは無理をせず、自分に合う範囲で取り入れてみてください。

声のことで気になることがあれば、体験レッスンへ

朝のルーティンは、あくまで声を出す前の準備です。「高い声が出ない」「声がかすれる」「自分に合うケアが分からない」といった悩みは、実際に声を聴かせてもらうのが一番早いです。

体験レッスンでは、あなたの声の状態を見ながら、何から取り組むかをお伝えします。初めての方も、お気軽にご相談ください。

▶ 体験レッスンのお申し込み・詳細はこちら
https://artnomy.com

熊本・健軍のボイストレーニング専門スタジオArtnomy
ホームページ:https://artnomy.com

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