「歌っているとき、体はどんな状態なの？」「音痴ってどういうこと？」「歌に適した姿勢って？」などなど、歌が上達するために必要な知識を、ホワイトボードを使ってわかりやすく説明します。座学形式のレッスンと聞くと不安になる方も多いと思いますが、心配ご無用。歌や声に関する面白トリビアを知るように、ワクワクしながら歌に関する基礎知識を得ることができるパートです。

歌うときに必ず使うのが、腹腔と胸郭をフル活用した胸腹式呼吸です。歌が苦手でガチガチに緊張してしまう……というあなたも、正しい呼吸を身につけることによって、リラックスした状態で歌を楽しめるようになります。ボーカルレッスンでは、一般的な呼吸法に加え、ロングブレスやドッグブレス、発声と息を混ぜるトレーニングなどを重点的に行い、芯のある歌声をつくるベースを整えていきます。

「歌が上手い」と言われる人の多くが、巧みな発声法で声の響き方をコントロールしています。口腔だけではなく、鼻腔、頭部、胸部まで活用して、歌声をバランス良く響かせることによって、驚くほど魅力的な音楽を奏でられるようになるのです。また、正しい発声法を身につけることによって、ご自身が思われているよりも高い声（ハイトーン・ボイス）が出るようになる方がほとんどです。

エッジボイス、ウィスパーボイス、しゃくり、フォール、ビブラートetc……歌には、多種多様な技術が必要です。歌いたい曲に合わせて適切な技術を身につけ、自由自在に歌い方を変化させられるようになれば、歌うことがもっと楽しくなること間違いなし！ 「こんな歌い方ができるようになるとは思わなかった」と驚かれる生徒さんも多く、講師冥利につきるパートでもあります。

Artnomyでは、上記４つのカリキュラムを生徒さん自身のペースに合わせて進めつつ、課題曲を決めて上達度を測っていきます。「大好きな曲を歌いたい」「カラオケで人気者になりたい」といった生徒さん自身の希望を考慮しつつ、声質やキャラクターにぴったりな一曲をご提案。レッスンを重ねるほどに声量が増し、堂々と“聴かせる”ことができるようになりますよ。あなただけの十八番を極めていきましょう！