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【仮声帯と感情】

いつもブログを見てくださってありがとうございます。ボイストレーナーの皓資です!

私は昔心理カウンセラーとして働いていました。今回小久保よしあき先生の講座を受けることにより仮声帯の存在を知り、この仮声帯が開く条件として

ぐずる

わらう

あくびをする

の3条件があります。この3条件に共通する事なのですが感情が使われていると言うことです

ぐずる、わらう、あくびこの3つを行う時呼気圧のエネルギーレベルはかなりのもので、逆に仮声帯を閉めることが不可能なほどです。

何が言いたいかと言うと感情を使ったときの声へのエネルギーの転換は凄まじいものがあると言うことです。よく生徒から歌を歌うときに感情を込めるのが難しいと言うように言われるのですが

自分の経験した感情でしか心から表現することはできません。

恋愛をしたことがない人が恋愛の歌を歌えないように、最愛の人との死別を経験したことがない人が別れの歌を歌えないように、人間は経験したもの以外はイメージする能力が低いのだと思います。

じゃあ感情込めて歌うことができないの?と言う意見が来るかもしれませんが、逆を返せば

自分が経験した事は表現できる

と言うことです。恋人との別れをで悲しみを表現したい場合は、自分なりに経験した悲しいと思う出来事を想像しながら歌えばいいのです。

人それぞれ向いている感情があります、あなたの得意な感情を使いながら歌を表現できるといいですね。

あなたの声が輝きますように

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